日にちが経つにすれ隼人の状態も悪化していった。



髪の毛は全部抜け落ちている。


だから普段は帽子をかぶって過ごしている。



あるとき、隼人の友達、3人ほどが見舞いに来た。


「よっ!!隼人!久しぶり!!」

「あぁ。久しぶり!」

「元気??」

「あんまり・・。でも元気だよ・」

「そっか。あっ!そうそう!ケーキ買ってきたんだけど食べるか?」

「うん」

「柚樹ちゃんもどうぞ!!」

「本当!?ありがとう!」

「まさか柚樹ちゃんと隼人が付き合ってるなんてな!」

「そう?」

「あぁ。ビックリしたよ!でも2人お似合いだよね!!」

「そうだね!!」

「当たり前だろ!!」

「隼人は本当に柚樹ちゃんが好きなんだね!!」

「当たり前だろ!!」




私はその話を聞いていて恥ずかしくなってしまった。



自分ではわからないがきっと顔が真っ赤になってたと思う・・。