滑舌よく俺への侮蔑の言葉を口にする伽羅子。

その言葉に憤る。

俺よりも遥かに年下の、世の中を何もわかっていないガキの分際で…俺を鬼畜だと?

下衆だと?

クズ野郎だと…?

腸が煮えくり返るような怒りを覚えた。

クソガキが…お前らみたいな誰にでも尻尾を振るメスイヌは、黙って俺に股を開けばいいんだ…!

振り向きもせず生徒指導室を出ようとする伽羅子に。

「伽羅子ぉおぉぉおぉっ!」