友達としゃべって、楽しそうに笑ってるユウ。
オレにも、笑って。
そうやって前みたいに、オレのくだらない話で、オレのつまらない冗談で。
自分がドキドキできる楽しさばかり考えて、ユウが本当はどうして欲しいのかとか、どんなことを望んでるのか。
全然考えてなかった。
もう、オレのことなんてどうでもいいって思ってるかな。
ホントに、普通の友達になっちゃったのかな。
ユウと話せないまま一日が過ぎてく。
あんなに邪魔してたくせに、オレがこうやって悩んでる時には何の口出しもしないタケルで。
オレが黙ってしゃがんでれば、タケルも隣で何も言わずに昼寝してる。
こんなに迷ったことなかった。
不安になったこともなかった。
どうしよう、どうしよう。
戻れるかな。
いや、戻れるよりもっと…
もっと、近くになれないかな。
笑う時は、いつもオレの隣で。
悩んだ時も、いつもオレの隣で。
誰よりも近い、オレだけの存在にならないかな。
あの猫、今はオレが持ってるんだから。
オレの願い、
叶わないはずないだろ?

