キミのヤキモチ



ユウは、オレとのことどんな風に思ってたのかな。

本当は、オレが自意識過剰で勘違いしてるとこもあるのかな。

でも、今回のことでやっぱりユウは辛そうな様子見せてたし。



ユウはさ、すっごい控えめで、どちらかといえば人の後をついて歩くようなタイプで。

当然オレは、ユウからの告白なんて期待してなかった。

どうせ態度でわかるってのもあるけど、だいたいユウにそんなことできるわけもないから。

人の言うこと簡単に信用して、疑うってこと知らなくて。

ちっさいことで喜んだり、些細なことで不安がったり…



っていうか、なんでオレ、こんなことする必要があったんだろ。

なんであんなに単純で素直なユウの気持ちを、遊ぶみたいに試したんだろ…



「あ…」



顔を上げると、ユウの家の前。

結局ユウには追いつけないまま、オレはここまで帰って来てしまったらしい。

携帯を開いてみたけど、なんてメールしていいかも悩んで。

いつもならくだらないことでも、何も考えないまま簡単に送れたんだけど。



「ユウから送って来るわけもないしな…」