初恋ドロップ


何があったか言えるはずもなく黙りこんでいた。

「ふ~言いたくないならしょうがないわね!
ホラっ!晩御飯みんなと食べていきなさい!!」


「えっあ・・・はい。」


――――


「みんな~お姉さんが来てくれましたよ~」


「「こんにちは~」」



「おねえちゃんっどうしたのお?」


私のスカートをクイっと引っ張る女の子「ゆきちゃん」


私が元気ないことを心配してくれたらしい。


「おねえちゃんも置いてきぼりなの?」


ゆきちゃんのいきなりの発言にびっくりした。


子供は正直というか
残酷というか・・・