どうして、あの時 お母さんの悲しい瞳に 気づけなかったのかな どうして、あの時 お母さんを追いかけ なかったのかな 小学生だった私は 一晩中待ち続けた 聞こえるのは雨の音だけ ―――――― ―――― ――― ザ―ザザ―― ザザ――― 行かないで―・・・ 一人にしないで―・・ お母さん―――― 待ってよ! 「行か・・・ないで―・・ まって―・・・ 行かないでッ!!!」