―キーンコーンカーンコーン 下校の鐘がなり保健室のカーテンの隙間から帰っていく人達が見える。 ベッドにもたれかかり その光景をぼーっと見ていた。 礼は全ての行為が終わると ひどく悲しい顔で ―ごめん―と呟き帰っていった。 「痛っ///」 ベッドから降りようと足を動かすと無理やりの行為のためか痛みが走った。 保健室の鏡に映った自分 強引に脱がされ乱れた制服 首から胸元につけられた赤い跡 こんな自分にまた涙が出てきた。 「―ぅっ・・・///」