目の前に映るのは駿の笑顔ではなく、真っ白の天井。 運動場から聞こえてくる掛け声でようやく分かった。 「夢か・・・」 私倒れて保健室に運ばれたのか・・・ 頬に手をやり流れるものに触れ、ようやく自分が泣いていたことに気づいた。 ―・・はは、かっこわる 頬を触れた右手が少し温かい。 なんだろう・・・ 冷めていく手の温度がなんだか名残惜しい。