「はぁ―・・。何なんだよ。あいつら。」 風の様に去っていった男たちを呆れた顔でみている男の子。 そして、私の方に視線を戻し、 「はい。これあんたのだろ?」 「あっ」 深い緑色の学生章 制服に付けてたはずだけど自転車にぶつかった時に取れちゃったんだ。 この学生章で一年生って分かったんだ・・・ それにしても 見れば見るほどかっこいい男の子。 完璧だ。 「あんた、立てねえの?」 あ。 私ったら色々な事が一気に起こりすぎて立ち上がることを忘れてた。