初恋ドロップ



「・・ッあんな男忘れろ!!」


私の肩をギュッと掴み見つめてくる礼の瞳はとても苦しそう。


「無・・理だょぉ・・」

忘れたい

でも忘れるなんて出来ない


今までの大切な思い出を捨てるなんて今の私には不可能だよ。


「っ好きなのに・・・
こんなに、好きなのに・・・」


「俺はお前が好きやで?
・・・俺じゃ駄目なんか?」


礼の目の前でこんな言葉を吐き出す自分はなんて残酷なんだろう。


だけど、
駿しか頭に浮かばないよ。



「俺があいつのこと・・・忘れさせてやる」



「―ぇ?」



急に掴まれていた肩に入る力が強くなり、


気付いた時は礼の唇が私の唇をふさいでいた。


ッ?!!!

「んッ!やっやめてっ///」