「ままあ~!!」 小学校に入ったばかりくらいの女の子。 泣きながらママと叫んでいる。 どうやらお母さんとはぐれたようだ。 ベチャン!! 女の子は歪な音と共に勢いよく転んだ。 「っだ大丈夫?!」 慌てて女の子に駆け寄った。 「さき!!大丈夫!」 同じくらいの瞬間に女の子のお母さんらしき人が駆け寄り女の子を抱き締めた。 「ありがとうございますっ」 なんにも出来なかった私に丁寧にお礼を言い手を繋いで帰っていった。 「おね―ちゃん!バイバイ!」 不意に女の子が振り返り手を振ってくれた。