「ぁはは、私バカだよねっ
あんなの、いつものことなのに―・・・」
そう、分かってる。
駿と流花の距離があの日からどんどん近づいたことなんて分かってるのに。
「宮藤っ大丈夫・・・
絶対に大丈夫だから・・・」
切なく、力強く
私の肩を掴む彰君
―大丈夫―
この言葉に
また涙が零れだした。
「ぅっ―私の涙腺壊れてるのかなぁ・・・」
「お前は笑ってろ!堂々と彼女面してろっ
駿が好きなのはお前だ!宮藤紗裕だっ
俺が保証してやるよ!」
そう言って親指を立てる彰君。
「ぅん!!ありがとう・・・」
えぐられた心に蓋をして笑顔を振り絞った。


