初恋ドロップ



「駿・・・学校・・」


「今日はサボリっ」

袋の奥の方からゴソゴソとアイスクリームの袋を出して笑いながら言った。



駿の優しさに胸の奥が痛くなった。

これは、きっと罪悪感

今まで嘘で固めてきた私


嫌われるのが怖くて逃げてばっかりの私



駿は逃げないで向き合おうとしてくれてる・・・



「駿・・・ごめんね・・・私」

「いいよ・・・無理に言わなくて」


持っていたアイスクリームを私の頬にそっと当てて笑う駿に愛しさが込み上げる。


「ううん。無理じゃないの・・・

駿に―・・聞いてほしいの」


私のことを知ってほしい
伝えたい・・・


誰でもない私の口から

私の言葉で伝えたい。