初恋ドロップ



・・・・。

「誰?こいつ」


冷静に

だけど、どこか冷めきった駿の低い声が響いた。

駿に礼のことなんて説明すれば・・・


「幼なじみや!
紗裕のことなら何でも知ってるで?

ホクロがどこにあるかまで全部なあ~
教えてやってもええで?」


勝ち誇ったような礼の顔

ちょっちょっと!!



「遠慮しとくわ。
・・・彼氏はいつでも見れるし」

駿の余裕の笑顔に眉を歪める礼。


それより・・・

―彼氏―
駿の口から初めて聞いた言葉。


こんな時に不謹慎だけど、

嬉しいよ


パンッ!!


「はいっはい
ここまで~!お互い落ち着いて~」

流花の声が二人の睨み合いに割って入った。


流花~ありがとうっ


「ほらっ市原君!紗裕に話あるんでしょ?!」


話?

まさか、また告白・・・