「ば―か」
いきなり刺激が止め、
耳元で駿が呟く。
「―・・・へ?」
怒った?引いた?
なんだか急に涙が目にたまる。
本当に私の涙腺はどうなってるんだろう・・・
?!!
「しゅ・・・ん?」
温かい駿の両手が
私の頬を優しく包む
「ごめん。
・・・でも、キツいならキツいって言えよ?」
「だっ大丈夫だよ!」
「震えた涙目のやつが言っても説得力ないし・・・」
た、確かに・・・
「でも、本当にイヤじゃ・・・!」
「分かってる」
軽く触れる程度の
優しい、優しいキスを瞼に落とす。
「駿・・・」
零れそうな涙を我慢しながら、だんだん小さくなる声が静かに響いた。
「てか、俺以外にそんな顔絶対すんなよ!」
そんな顔?
「どんな顔?」
・・・・・・。
―チュっ
?!
不意討ちのキス
「ズルい!いきなり///」
「だから、こんな顔」
そう言いながら眉を歪め私のほっぺたをひっぱる。
「・・・駿のばか」
聞こえるか、聞こえないかくらいの小さな声で囁いた。
こんな顔しろって
言われても出来ないよ?
だって
駿がいないと出来ないもん
駿を好きで好きで
仕方ないって顔だもん


