もたれかかった駿の制服からはシトラスっぽい香水の香りがする。 駿の胸に顔をくっつける。 少し汗ばんだワイシャツと駿の呼吸に合わせて動く胸の感覚が心地よかった。 「―・・ワルい ちょっと、やり過ぎた?」 悪戯ずいた駿の微笑み。 「―・・全然、余裕だよ」 口だけは一人前に動くくせに顔はすぐに正直に赤くなる。 「へぇ―余裕ねぇ・・・笑」 首を少し傾けながら俯いた私の顎をヒョイっと上げる。 「―な・・なにょ・・」 赤くなった顔を正面からじっくり見られ身動きがとれない。