知ってるよ。

だって、左手の薬指は誓いの証でしょ?


「私、駿の彼女なんだよね・・・」


「当然」


「絶対・・絶対ぜったいっ外さないよ?」



「ー当たり前。

ずっと、俺のそばでいろよ・・・」


それと・・・」


ーさっきはゴメンー


駿は私の耳元で囁きながら優しく全身を包み込んでくれた。


ベッドに優しく倒されながらキスをした。


甘い、甘い


誓いのキスを。



約束するよ。


ずっと一緒だよ。



左の薬指で輝いている
この指輪に誓って・・・