‘無’とは
‘死’ではない。

‘死’に近い
‘生’である。




僕はこの時間に
‘生’を感じている。



最後まで
奏でられることはない
その音色は、


僕にまだ生きろと
訴えかけるのだ。


あぁ、僕はまだ
生きている…



ひっそりと

静かに…



きっと。