LOVE SONGS

結婚式当日



地元の友達

ヒロの会社の先輩

近所の人

短大の友達

ヒロの親戚



たくさんの人がお祝いしてくれた。



あたしの親族は誰も来なかった。




一生に一度の晴れ姿。


誰も見に来てくれないまま。


親族写真もヒロの親族だけという異例の状態だった。


母親からお祝いのメールが届いただけだった。




あたしは実家に顔を出すことがなくなり、血の繋がった祖父母よりもヒロの家族を大切に思うようになった。




本当の娘のように育ててけれたおじいちゃんおばあちゃんがどんな気持ちで欠席したのか。


考えたことなんかなかったんだ。