『おじゃまします。』


2階にあるヒロの部屋は隣の部屋と繋がれていた。


元々は弟が使ってた部屋だったけど、あたしが来るから空けてくれたのだ。



『このタンス使っていいから。』


ヒロが指差したタンスに服を詰めていった。



ヒロが近付いてきてキスをくれる。


あたしも作業していた手を止めて、ヒロの唇を求めた。




あたしたちはそのまま体を求めあって一緒に眠った。



ヒロ‥


今日からは毎日一緒なんだよね?



壁側を向いて眠ってしまったヒロの背中に抱き着いた。



『大好きだよ‥』




幸せな気持ちでいっぱいだった。