緊張してあまり話せなかったけど、すごく楽しい一夜だった。


お母さんはすごく優しくて安心した。



ヒロとあたしのために広い部屋を用意してくれるということだった。



ヒロとも話をして、部屋が準備出来次第、荷物をまとめてヒロの家に越すことになった。




心配してくれる祖父母の存在を頭から追い出すように、あたしはこれから先の楽しい未来だけを見ていた。