「いいんですか!?
…あっ……でも…、みなさんに申し訳ないし………」
翡翠くんもさらにさらに顔真っ赤にして、モジモジしてる。
そりゃあ、あたしからしたら全然翡翠くん一緒でもええで?
でも、栞と翡翠くんはフッたフラれたの関係やし、栞と涼くんが付き合ってんのに告白したんやから、翡翠くんと涼くんも気まずいやろうし………。
なんとなく……、修羅場………?
みたいな。
「…あ、あたしや涼と気まずくなると思っとん?
そんなん、何も全然心配いらんやん!!
翡翠くんが気持ち伝えてくれただけで、フラれたことにならんねんで?
それやし、あたしも涼もそんなちっこい人間とちゃうもん。
愛姫おるけど、あれアホでおもろい子ーやし」
……栞、いいこと言うやん…。
そうやんな。
翡翠くんは栞に想いを伝えただけなんやから、フッたフラれたの関係にはならへん!!
せやから、そんなん気にすることないねん!!!!!
………って!!!!!
何!?
最後、あたしおもっくそボロカス言われてない!?
『アホ』て………、栞もそんな頭よくないやんかぁぁぁ!!!!!!!!

