「何であなたはあの子のようにできないのかしら?これだから困るのよ!!」
私はちゃんとしてた。あなたがそれを拒んだのに。
私は、その言葉を無視して、母の横を通った。
その時母が
「あなたにはこの国を継がせないわよ。あの子のがふさわしいでしょ?」
って小声で言ったが気にしなかった。
もともと私はこの国の後継者になりたい訳じゃないから。
部屋に戻り自分の傷の手当てをした。
《思ったより少し深く傷ができてる。》
まだ子供なのに、牙が深く刺さったのだろう。2週間は直らなそうだ。
包帯を巻きながらそう思っていると、ドアがノックされた。


