Ciel~蒼キ天使~



「その手の傷は?」

厄介だ…

そんな時ある人物が目に入った。

「お母様。」

私の視線に気づいた、妹がその人の名を呼んだ。

「お母様もお姉様に言って差し上げて!!こんなけがをしてるのに…」

その続きは、遮られた。

「あなたは、早く部屋に戻りなさい。」

妹を見て優しく言った。

「あなたも、汚れるからその手を何とかして部屋にもどるのよ。」

少し刺々しく言った。

やはり、私は嫌われている。まぁそれでいいのだけど。

「わかりました。」

妹は逆らえず黙ってうなずき部屋に行った。