「うちら全員共犯ねーーー!!

 

 だからチクったヤツ、

 

 裏切り者ってことで
 


 うちらからリンチうけるよ?」



周りにいた男子が騒ぐ。


「お前のせいだろ?
 
 なんで俺たちまで罪かぶんだよ!?

 いみわかんねーよ」



里子は鼻でわらい、
目の前にある机を蹴り飛ばした。



ガァァァァァァン!!!!!



「あたしがいじめてんの
 
 止めなかったのは誰ですか??
 
 誰一人とめようとしなかったでしょ?

 だからあんたたちも共犯。

 いい?あいつは勝手に自殺したの!
 
 今日の事はもう全員忘れろ!!」



里子の言葉にみんな
納得したのか、
みんなの顔がいつもどうりになった。



そして…
日がたつにつれ、
その事件のことを忘れていったのだった。


美緒以外は…