昼休み。
私は屋上で春佳とお弁当を食べた。
すると、そこにはよっくんとクラスメート4人が仲良く喋りながら弁当を食べていた。
「私、謝ってくる!」
私は春佳にそう言って、よっくんの方に駆け寄った。
「よっくん!」
私は大きな声で名前を呼んだ。
すると、よっくんとその友達は一斉に私の方を見た。
五人の視線が一斉に私に集まったから、少し恥ずかしかったけど、今はそんなことを気にする時じゃなかった。
「朝の時はごめんなさい、正直よっくんが何で怒ったかとか分からないけど、私が悪かったなら本当にごめんなさい!!」
私が謝ると、よっくんは笑い出した。
「大丈夫だよ、僕は怒ってない。」
「じゃあどうして?」
「あ〜、その時はちょっとカッとなっちゃって…ごめん。」
「そっか、良かった。」
こうして私とよっくんは仲直りした。

