私は家に帰り、床に鞄を置いた。 すると、ポケットの中の携帯が震えだした。 「メールだ。」 それは、高杉龍介からだった。 メールを開いてみると、 From 高杉龍介 ――――――――――――――― 今から会える? ――――――――――――――― 今の時刻は、5:30。 外は少し薄暗い。 家には誰も居ないし、今日もお母さんの帰りは遅いと思う。 「まぁ、いっか。」 私は To 舞歩 ――――――――――――――― いいよ。 ――――――――――――――― と返事をして、私服に着替えた。