離れたテーブルで、宮越君と中林先輩が笑いながら穂杉君と何か話をしている。 「気になる?」 芹沢先輩の突然の言葉にぐっと詰まる。 「早苗ちゃん、宮越と中林のこと、兄貴に恋人ができて寂しいって感じ?」 今度は日野先輩。 「穂杉がいンのに上の空だったのは、そーいうコトだったのかぁー。」 「ああ、成程。」 日野先輩の言葉にやっと納得したって表情で芹沢先輩が頷いた。 「あっ、あのっ…あ…。」 何て答えていいのか、困ってミホちゃんを見ると、ニッコリ微笑む目と合った。 …よけい、困ってしまう…。