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今朝は母親が体調を崩していたので、昼は購買でパンを買った。
一番人気のカレーパンが手に入り、ホクホクしながら映樹が教室へと歩いている時。
去年、同じクラスだった男子に呼び止められた。
「おー久しぶりー。」
「おお!カレーパンじゃん!」
そんな何気ない会話を交わして立ち去ろうとした映樹に、相手は、そーいやさ、と前置きして。
「ずいぶんと変わったよなぁー、もう全部がさぁー。」
と、意味のよく解らない話題を出してきた。
「俺はチラッと見ただけなんだけど、少し話したって奴が言うにはさ、口振りも大人っぽくて驚いたってよ。お前もだった?
あ、そうそう、いつ帰ってきてたんだ?」
穂杉の奴
