「穂杉君のこと好きなクセに、彼が戻ってくるまでの間の繋ぎみたいに、宮越君をつかわないでよ!」 走って行った先。 数人に囲まれたなか。 みつあみがふたつ、後ろ姿の佐藤に。 そう言われた早苗と。 映樹は目が合った。