『あ、はい!』








中山は、手を差し伸べてきた。







「・・・ん」






テレながら、手を静かに中山の手の上にのせた。








『あと、中山って呼ぶのやめろよ』








「えっ?」








『柚乃!』






ゆ、柚乃ーーーーっ!!??






名前で、呼んでくれるんだ。







「うん・・・?」









『龍也って、呼んで?』