美湖 夜空を見上げてごらん?【月】

「お母さん。もういいよ。お母さん仕事ほったらかしてきたんでしょう?早く戻らないとまた社長さんになんか言われるわよ。いいの?今後の社長怖いらしいじゃないの。」

そうなのだ。お母さんは10年も昔から勤めている会社があって、その会社の名前は

『huwasisuto』(ふわしすと)。

『スカッシュ』というブランド店の次に有名なブランド会社である。

私のお母さんはそこのデザイナーとして働いており、私がスカッシュの服を買っていると、怒るか、あるいわ勉強するか。だ。

「はいはい。そんなにお母さんに帰ってほしいのね。もーいいなぁーお母さんもあと10年若けりゃなぁー。」

そんなことを言いながらお母さんは出て行った。

「よしっ、後は荷物を片づけて、看護士さんに挨拶してっと。」

そんなことをじたばたやっていると、もう、すっかり、放課後の時間だ。

つまり、まどかたちが迎えに来る時間ってわけ。

「うわぁー・・・・きれいな夕焼け・・・・・・。」

窓の外を見てみると真っ赤な夕焼けが街一面を赤色に染めて浮いている。