将太SIDE

8時59分、待ち合わせの時間まで、あと1分

亜希 おそいなぁ~。←(お前が早いだけby作者)


「将太~ ごめん。遅れて!」

亜希を ふと見る。 可愛い・・・・。

白をベースとした服に、顔は 薄くも厚くもない化粧。け、化粧ッッ!!

ただでさえ 可愛いのに、お化粧したら どっかのモデルみたいじゃん。

髪は 4月から切ってないから ロングになっていた。

毛先を ゆるく巻いていて・・・・。

そんなことを思っていると 亜希が

「大丈夫?? も、もしかして 私。似合わない?この髪型とか・・・服とか」

「あっい、いや そんなことない」

「アリガトウ^^」


亜「それより、はやく坂の上公園 行こう。」

将「ん」

亜希はもうルンルン気分だ。

亜希が歩くとみんなが振り向いて 可愛い~モデルさんとか噂する。

すげーなこいつ


坂之上公園に着いた。 みんなガナルシティとか行ってて いたのは俺たちだけだった

「わぁ~将太 キレイだね~ ほら見て!!」

亜希はイルミネーションを見て 大はしゃぎしている。

 人はいないとしても ここにいるのが 恥ずかしい・・


「将太~ここ座ろう」

コトンッと亜希がかわいらしい様子で座った。

「亜希と出かけたの久しぶりだな」

「うん」

 「来年は 2年生か・・・・」

「だね」

こいつ 『うん』と『だね』しかしゃべってねぇよ


「将太はさぁ、ほんとに私でよかったの?」

「なんで?」

「いや~ なんか。私なんて ちっとも可愛くないし、性格はとんだドジ。

 仲良くしているのは加奈と里紅だけだし・・・・」


「俺が亜希を 選んでよかったかどうかは俺が決めること」

「クスッ それもそだね」

「ん」