えっ本当にあの正明君が転入してくるの??

うそでしょ・・・

私は混乱していた。

するといきなり将太がキレた。

「俺が聞きてぇのはお前が、

 そいつのことを今でも

 好きなのかってこと!!

 今でも好きなのか??」

私はもう好きではなかった。

本当のことを言うと

私は将太の事が好き。

将太がいるとドキドキがとまらない。

「今は好きじゃないよ!!」

私は誤解されないように

必死に言った。

「そうか。よかった・・・」

将太は安心したように言った。

ん??何がよかったんだろ????

聞こうと思ったけど

ちょうどそこから将太たちと

分かれる道だった。