最後の恋愛



お母さんの妹に
ある日あたしは
相談してみた

「ゆうか…このままあたし死んじゃうのかな?」

ゆうか[お母さんの妹]は
「大丈夫だよ…えりなおばあちゃんの家に住まない?」

<<おばあちゃんのとこに行けばあたし大丈夫かも!>>

「おばあちゃんの家に住む」あたしは即答した


親父から逃れられた


おばあちゃんの家は
隣の市だったので
そんなに遠くもなく
友達とも逢える距離だった