落ち着け俺!!


ここは誰の家?

……さぁちゃんの家…




さぁちゃん以外に玄関を開けれる人は?



…………



「さぁちゃん!!起きて!!」


「ん~…?」



目を擦りながら寝ぼけているのは可愛い…



「さぁちゃん!!やばい!!



お父さんかお母さんが帰って来たみたい!!」





「………え!?」



俺の言葉で目が冴えたらしい。


俺達は2人で慌てる。



「ケンちゃん…隠れて!!」



隠れるって言っても…



「……さぁちゃん…ダメだ…


俺の靴玄関にあるからきっと気付かれてる…

俺あいさつしてくるわ」