「川野くん…


私と付き合って?」




「ごめん。彼女いるから無理」



細くって誰もが美人っていうだろう隣のクラスの星山さんをケンちゃんは即答で断ってくれた。



ホッとした瞬間…




星山さんが…ケンちゃんに抱きついていた。


何が起こっているの!?







「は?…やめろって!!何なんだよ」



ケンちゃんは離そうとしている。




「ヤダぁ!!

じゃあ付き合ってくんなくても良い!!



そのかわり、一回だけ抱いて?」



はぁ!?




「何言ってんだよ…」