「……卓、私も気持ちに応えられなくて、ごめんね?



……でも、昨日は…本当に




怖かった………」



私は精一杯卓に告げた…。






「本当にゴメン…

怖がらせてしまって…



もう近付かないから…


じゃあな…」





卓の寂しそうな後ろ姿。


「卓!!!!」



私が呼び止めると卓が振り返った。





「あの……


こんな私を好きになってくれて、ありがとう…」