ケンちゃんが大阪に行ってしまう日、私は笑顔で見送る。





そんなことが出来るはずもなく…ずっと号泣しまくりだった私。













そんな日が懐かしくも感じるし、ついこの前だとも感じる今日この頃。





そして今
号泣でお別れした場所にいる。



駅―ー…



何度、ワクワクしながら彼がやって来るのを待っただろうか…


そして…何度、涙目になって彼の手を離さないで困らせながら大好きな背中を見送っただろうか…





我慢出来ずにここから彼のもとへと電車に飛び乗ったこともあった。





そんな場所で私は彼のことをちょっぴり緊張しながら待っている。