天然100%



「どーぞ・・・」


あたしは目を閉じて
遊斗のほうに顔を上げた。


「じゃあ・・・」


遊斗の声が聞こえた。


唇になにか触れるのが分かった。

顔が熱くなっていった。


「・・・んっ・・・」


あたしは息ができなくて
苦しくなったけど
遊斗の唇は離れない。

それどころか
舌を入れてきた。


「はぁっ・・・んっ・・・」


あたしの声が漏れる。

遊斗は激しく舌を絡ました。


「ゆ、遊斗・・・苦し・・・」


あたしは遊斗の胸を
トントンと叩いた。

遊斗はハッとしたように
あわてて唇を離した。