ピピピピッ

目覚ましの音が
部屋に鳴り響いた。


「んー・・・」


あたしは目覚ましを
止めるとまた布団に潜った。


「やべっ!」


あたしはもう1度
気合いを入れて起き上がった。

入学初日に遅刻するなんてヤだし!


急いでメイクをして
髪を巻いて着替える。

朝ご飯もしっかり食べた。


玄関の鏡で自分の姿を
チェックしてみた。


「よしっ」


制服で選んだ高校だけあって
すっごい可愛い制服!!

この高校に入るために
一生懸命勉強して

1人暮らしをするために
親も説得したんだから!


「いってきまーす」


誰もいない部屋に
そう言って出かけた。