天然100%



「やっぱり屋上にいた・・・」

「人の質問は無視かよ」

「あははっ」


あたしは自分の予想通りに
啓介が屋上にいてビックリして笑えた。


「屋上好きだねー!啓介は」

「空が好きなんだよ」

「空?」


あたしは空を見上げてみた。

っていやいや!!

そんなことしてる場合じゃなくて!!


「啓介・・・あの・・・」

「なに?」


啓介はまっすぐな瞳で
あたしを見つめてきた。

自分で顔が赤くなるのが分かった。


「さっきはごめん・・・」

「別に」

「あたし・・・あたしは・・・」


ゴクッ

つばを飲み込んだ。



「あたしが好きなのは・・・

 啓介だよ・・・」



周りの時間が止まった気がした。