『ねっ、いいでしょ』
外から戻ってきたルーナは嬉しそうにそう言った。
『でもこれ、結構高そうだよ?』
ルーナはちっちと指を立てた。
『そう思うでしょ?
これね、お店で買ったんだけど、そこの店長が前にあたしが魔物から助けてあげた人だったのよ。だからマケてもらったってわけ』
秘密ねと言ってルーナはウインクした。
ちょっとセコいような気もするけど…
まっ、いっか
「はい。ユウリとギルガードのだよ」
ナルから手渡された指輪をしげしげと眺める。
ほんとに、こんなのが通信機なのかな?
どう見ても指輪にしか見えないよ…
そう思いつつ、指輪を小指にはめた。


