『おきろ!ユウリーっ』 『んん~?…あと、もうちょっと…』 …… ーあれ?ルーナにしては素直だな… そう思いながら、あたしはウトウトしていた。 「起きてっ起きてっ」 『!?』 あたしはガバッと起きた。 「あーっ。ルーナ、起きたよ~」 あたしの膝の上でピョンピョン跳ねている。 「あたしリル♪」 「あたしナル♪」 そっくりな二匹のウサギが喋っていた。 今度はウサギー!?