僕の左手に…

「―――ゃ???
ゆーや!!!優也!!!」

「!?要???」

「何ボーっとしてんの?」

「ちょっとね」

「悩みなら聞くぞ
あの速水とかいう奴の事とか」


要…ありがとう



でも僕は決めたから



「大丈夫だよ」



これが精一杯の強がりなんだ