みんなが叫ぶ声の先には
5人の生徒がいた。

一体誰なんだろう。

それにしても…

…すごく綺麗。

一目見ただけで、
人気の理由はすぐわかる。

香織と晴香は
学校に入ることにした。
クラス表を黙視する。

「あ…私1年2組。」
「ぇ!あたし1年3組。」
香織が2組で晴香が3組だった。
「隣だし!仲良くしようねっ」
「うん!もちろん♪」


香織は2組の教室に入った。
同じ中学校の人で、
光陽高校に入学した人は
驚くことに、香織と晴香
以外いなかった。
もちろん、同じクラスに知り合いは
いない。

香織は自分の席を見つけると
固まってしまった。

晴香〜…(T-T)↓

「あの…こんにちは。」
「ぇ?あ、こんにちは!」
ビックリした。
後ろの席の可愛い女の子が
話しかけてくれた。
「私、前橋麗奈!仲良くして下さらない?」
「私は野ノ峰香織!ょろしく!」

麗奈も知り合いがいなかったらしく
友達がいなかった私は
すごく嬉しかった。
麗奈の父親は会社を経営していて
麗奈はほぼお金でこの学校に
入ったらしい。
喋り方もかなりお嬢様だった。

「お金でご入学したといえば、あの5人もそうょね。」
「あの5人?」
「うん、毎朝学校前を騒がせる、5人の方がたよ?」
「あぁ。あの人達って…」

麗奈は5人に詳しかった。