「斉藤、危ない! 避けろっ!!」 モジャ男の叫ぶ声。 急に声をかけられたから、何が何だか分からなくて、周りを見渡していると、ベニヤ板が俺に倒れてきたんだ。 バタァ~~ン!!! 「いやあぁ~~!!一也ぁぁ!!」 江利子の声が聞こえてから後に、俺は意識を飛ばしていた。