美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

「あ、きっと江利子さんだわ。」


キランと目を光らせて、玄関に行こうとするお袋を止めた。

ったく、何でうちの母親はこうなんだ?

「はい。」


ドアを開けた。


「よっ。」


軽く右手を上げた江利子が立っていた。

淡いグリーンのミニのワンピに、髪をカチュウシャで留めていた。


普段、大人びた服装をするのに、今日は高校生モード。


中々考えたな。