江利子に話さないといけない。


華が帰国してる事。

今、俺の家にいる事。


「あのさ…江利子。」


「ん、何?」


笑顔のままで俺を見た。


きっと、笑顔が消える…。


また不安にさせるかも知れない。


でも……


「夕べ、華が帰国した。

今、俺ん家にいる。」