美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

予備校から歩いて
5分位の所に小さな喫茶店が有った。


中に入ると、この暑さのせいか混み合っていた。


「あ、そこ空いてる。」


江利子が指差した先を見ると、二人かけの席が空いていた。

「いらっしゃいませ。」


二人分のおしぼりと、水の入ったグラスをテーブルに置いた。


少し年老いたウェイターにアイスコーヒーを二人分注文。


店の中は冷房が効いていて、汗ばんだ体に心地良かった。